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ハプナ・ビーチ・プリンス・ホテル / Hapuna Beach Prince hotel

ハプナ・ビーチ・プリンス・ホテル

メモリアルディ・ロング・ウイークエンドでございます。例のごとく「どこかに行こうか」ということになりました。ネイバートリップも久々。さよならホノルル~ダイアモンドヘッド上空、うちも見えるかな? 

毎度おなじみ過ぎるアロハ・エア&真っ黒なおじさん。4日間遊ぶぞーっと笑っているのです。  

真っ黒溶岩&ヴォグ(Volcano+Fog)っています。これぞ、ハワイ島だわさ。これぞ、ヴォルケーニック・アイランドだわさ。

何処ま~でも行こう。そう言えば、日本人観光客にもついにビッグアイランド・ブーム到来!って感じですね。(以前からアメリカ人には人気ありましたが)あの、へなちょこ編集長の本が一役買っているのは、言うまでもありません。(まじで)絶賛発売中なんですよね。祝!  

Hapunaはコハラ・コーストの一番端っこの方(つまりはノース)この看板が見えたら右折。ふつーのリゾートは全て海側に左折ですので、お間違いなきよう。

リゾートのプライベートロード。ゴルフ場を眺めつつ。  

じゃかじゃーんとしたエントランス。  

車寄せからじゃかじゃーんを見たところ。  

フロントからの海抜け&プール・ビュー。  

私達が泊まったオーシャン・フロント・ルーム。電話でOFをリクエストしたら、拍子抜けするくらいに「はいよ」って感じでくれました。ふつーのホテルはカマアイナ料金だと確約無しなのです。時あたかもメモリアル・ディの週末。はっきり言って、アメリカ人ファミリーで何処のホテルも完売状態。で、ここだけ唯一土曜日だと言うのに空いていたのです。コハラコーストの目ぼしいホテルは全て泊まりましたが、大型ホテルと言う事で長年避けておりました。リーズナブルなので、今回は選びました。おそらく、高級リゾートの居並ぶコハラコーストで一番お得感が強いかも?  

ラナイからのビュー。5階(トップ)でした。  

シンプルなベッド。「ターンダウンしに来るかしら?」とオットに訊くと、「来たらラッキーと思えばイイよ」ですって。ディナーを終え戻ると、ちゃんと来ていました。

シンプルなデスク。80年代後半に流行ったハワイのホテルのインテリア。  

海からオーシャンフロントBLDGを見上げたとこ。  

大型ホテルの真横にそびえ立つ、超豪華ビラ。完全に浮いてる・・・。(私達は勝手にT邸と呼んでおりました)1泊$7000?!ぎゃーって、実際にお泊りになっている日本人のおじ様達が私達の部屋からちょっぴり見えました。一体どのような方たち・・・?以前インテリアマガジンに写真が載っておりましたが、それはそれは素晴らしい眺め&リビングエリアでした。このホテルで一番ビューが良いのは言うまでもありません。遠くビーチ&湾をぐるりと臨みます。  

これは後ろのパーシャルオーシャンのBLDG。ひたすら真横に長~いビル群が3セクション。こんなに巨大なビルを建てる必要ってあったのかしらん?これだけの立地なんですもん、やろうと思えばひっそりスノッブにも出来たのでは?などと素人は考えましたが。リーズナブルな部屋を沢山つくるというのは、プリンスがプリンスたる所以なのでしょう。  

プールに抜けるアクセス。  

お子様だらけのプール。気兼ねなく小さなお子様連れのファミリーが楽しめる雰囲気でした。レストランも超カジュアルでお子様だらけ、ディナーの際にドレスアップしている人は皆無でした。ここは何でも自分のことは自分でする!というスタイルのようです。 

一応Cabanaも5つ程ありました。有料とか?(多分)一応パラソルもありましたが、少ないので争奪戦が激しいのです。あまりにも宿泊客数とのつりあいが取れていなくて、無秩序にチェアが散乱しておりました。  

最高に気持ちの良いジャグジー。  

ほんと、キレイな白砂のビーチ。全米ベストビーチに輝いただけありますわね。  

州立公園ですので、パラソルは一番端っこのホテル前のみ。あとは普通の人がビーチに遊びに来ています。  

透明度抜群。特にグラッシーな2日間でした。  

遠くホテル側を見たところ。  

朝明け前からビーチを走り続けるオトコ(オット)、約1名。  

私が気に入った木陰。お部屋の真ん前でした。  

こちらも部屋の前の小さな入り江。亀やエイのいる美しい洞窟ビーチです。  

ボラボラに匹敵!とオットが絶賛したビーチ。1日中遊んでも飽きないとか。「又来ようぜ!海だけ入ればいいじゃん!」ですって。
1から10までこのホテルの良さはビーチにあり!おそらくハワイ最強のビーチではないでしょうか?確かに、透明度&白砂&海洋生物と3拍子が揃っているリゾートのビーチは見かけません。この為だけに来る価値はあるのは認めます。
そう言えば、日本人の宿泊客をほとんど見かけず少なからず驚きました。時期的なことも関係あるかも知れませんが、FSの方が多く感じたくらいです。  

1日中岩場に座り、亀と遊ぶオット。ここのビーチはホント素晴らしいですわね。特に私達が行った時はグラッシーだとのことでしたが、夏は波が上がると濁ることも多いそうです。
夏に来た方のサイトの写真はキレイではなく、「透明度はタイシタ事ない」なんて書いてありましたから。それにしても、ステイト・パークにこんなデッカイホテルを建てるなんて、凄すぎます。ハワイのリゾートのビーチとしては、おそらく#1ではないでしょうか?ありえませんって。  

久々にお隣のマウナケア・ビーチホテルにも行ってみました。遠く記憶を遡ること20年前、結婚する前オットに連れて来てもらいました。
その頃は素敵なリゾートだなぁと感激したもんです。(スレテいなかったのね)今年で何と40周年記念とか!さすがに古く「旬」という生きの良さは感じられませんが、なんとも言えずにノスタルジックなホテルです。宿泊客の年齢層も異常に高そう。
皆過去を探しに来ているみたいにぼ~っとしていました。ハワイ島のリゾートの先駆けとして、ロックフェラー一族が所有していた別荘地を巨額の富を投じて、インフラも道もエアポートも何も無い溶岩を切り開きと、さすがロックフェラーさん!スケールが違う。

久々にここを訪れてみて、自分がこの20年間に得たもの失ったものの大きさに、鼻の奥がつーんとなった一瞬でございました。ハワイも20年で変わりました。去るものは去り、淘汰され残るものは生き続ける。こういう話するようになったら、オシマイ。年寄りの証拠なんですよね。がくっ。←嘗て#1ビーチに輝いたことのあるマウナケア・ビーチ。

何となく人生やリゾートをしみじみ考えさせられた、今回の旅。・・・と色々書きましたが、いやーここのビーチは最高ですよ~!って、しつこいですね。
気取りやスノッブさとは無縁の大らかな全米ベストビーチにそびえ立つ大型リゾート、アメリカ人の団体客も多く見かけました。カジュアルなご家族連れに特にお薦めです!

又来ますわ。さよなら、ハワイ島(当分)。